講義動画を撮り始めるとき、多くの講師やクリエイターが直面するのが、一見小さく見えて実は学習体験に大きく影響するこの疑問です。
👉 動画は縦向きで撮るべき?それとも横向き?
縦向きは、TikTokやReelsのようにスマートフォンに慣れたユーザー向け。
横向きは、ZoomやYouTube、従来のオンライン講座のような「講義らしい」形式。
すべての人にとっての正解はありません。
最適な選択は、学習目的・講義内容・受講者の視聴スタイルによって変わります。
では、あなたに合った撮影方法を一緒に考えてみましょう。
1. なぜ動画の画面比率が重要なのか?
動画の画面比率は単なる技術的な問題ではありません。
学習体験そのものに大きく影響します。
- 受講者がどのデバイスで視聴するか(PCかスマホか)
- レッスン内での表示のされ方
- 集中のしやすさ
- 復習のしやすさ
- 将来的な動画の再活用のしやすさ
Ourdemyのレッスンに動画をアップロードする際、画面比率によって次の点が変わります。
- 学習画面いっぱいに表示されるかどうか
- 動画を見ながら資料を開いても見やすいかどうか
実際によくあるケースとして:
- 縦動画 → レッスン内で小さく表示され、左右に余白ができる
- 横動画 → SNS用に切り抜くと内容が欠けてしまう
- 縦横が混在 → コース全体がプロフェッショナルに見えない
👉 そのため、縦か横かの判断は撮影前に決めておくことが重要です。
動画の主な用途を基準に考えましょう。
2. 縦向きと横向きの違いを正しく理解する
「どちらが良いか」を考える前に、
それぞれが異なる学習行動に適していることを理解する必要があります。
横向き(ランドスケープ・16:9)
- PCやノートパソコンに最適
- 講義・チュートリアル・研修動画の標準形式
- スライド、画面共有、ホワイトボード、資料との相性が良い
- 長時間の集中学習に向いている
👉 オンライン学習プラットフォーム(Ourdemyなど)に動画を掲載する場合、最も最適化された標準比率です。
縦向き(ポートレート・9:16)
- スマートフォン視聴に最適
- 親近感のある印象を与える
- 短時間コンテンツ向け
- スライドや細かい操作説明には不向き
👉 メイン講義ではなく、補足的なコンテンツに適しています。
📌 「絶対に正しい」形式はありません。
大切なのは、目的に合っているかどうかです。
3. どんな場合に横向きで撮影すべき?
動画がコースのメインコンテンツである場合、横向きはほぼ間違いのない選択です。
次のような場合は横向きをおすすめします:
- コースの中核となる内容を扱う
- 動画の長さが5〜7分以上
- 以下を含む:
- スライド
- 画面操作の解説
- 資料・図解・ホワイトボード
- 体系的で、繰り返し視聴される内容
- 受講者が主にPCやノートパソコンで視聴する
Ourdemyで学習する場合、横動画は:
- レッスン画面に最適表示される
- 動画を見ながらメモが取りやすい
- 全画面表示でも細部が見やすい
👉 そのため、Ourdemyや他のLMSにおける多くのメイン講義動画は横向きで制作されています。
4. 縦向きが適しているケース
縦動画は、補助的な役割に適しています。
次のような場合に検討できます:
- 動画が短時間(1〜5分)
- 内容が:
- 簡単な解説
- 導入・問題提起
- ヒントやインサイトの共有
- 主にスマートフォンで視聴される
- マーケティングやオンボーディングにも活用できる
縦向きに向いているコンテンツ例:
- コースやレッスンの紹介動画
- Ourdemyの使い方の簡単な説明
- 受講者へのメッセージ動画
- 短いお知らせ・アップデート
📌 コース内では:
- モジュールの冒頭
- メイン講義の合間の補足動画
として配置されることが多いです。
5. 簡単比較:縦向き vs 横向き
| 項目 | 横向き | 縦向き |
|---|---|---|
| メイン講義への適性 | ✅ 非常に適している | ❌ 最適ではない |
| 画面共有・スライド | ✅ 優れている | ❌ 難しい |
| Ourdemyレッスン内表示 | ✅ 最適 | ⚠️ 余白が出やすい |
| 短い紹介動画 | ⚠️ 使用可 | ✅ 適している |
| SNS活用 | ⚠️ 編集が必要 | ✅ 非常に適している |
👉 コース全体で一つの形式を選ぶなら、
オンライン学習には横向きが最も安全で適した選択です。
6. 縦向きと横向きを併用できる?
答えははいです。
ただし、それぞれの役割を明確にすることが重要です。
Ourdemyでの一般的な構成例:
- 横向き
- メイン講義
- 詳細な解説動画
- 縦向き
- 紹介動画
- 学習ガイド動画
- 追加メッセージやお知らせ
レッスンを適切に構成すれば、
形式が異なっても学習体験は一貫したものになります。
👉 大切なのは「どちらで撮るか」ではなく、
その動画が学習プロセスの中でどんな役割を持っているかです。
まとめ
どちらが絶対に優れている、ということはありません。
重要なのは、
学習目的とコース設計に合った形式を選ぶこと。
撮影ボタンを押す前に、次のことを考えてみましょう:
- 受講者はどこで視聴するのか?
- コース内のどの段階の動画か?
- メインコンテンツか、それとも補足か?
最初に正しい形式を選ぶことで、
動画の見栄えだけでなく、
Ourdemy上のコース全体がより明確で、プロフェッショナルで、長期的に価値あるものになります。